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技術資料

 

ダイヤ換気消音器の特性

消音効果の比較 

 

 


 

特長 

1. 大きな消音量(約40dB(A))  ※ 低周波帯域においても優れた消音効果

2. 小さな圧力損失(抵抗)  ※ 圧力損失 = 50 Pa 以下

3. 据付が容易

4. 電源不要

5. チャンバー室(消音室)に比べ形状が極めて小さく低価格

6. 新設・既設を問わず設置可能

7. メンテナンス不要

 

用途 

・発電機室、ポンプ室、コンプレッサー室、ブロワー室、その他室内に電源があり、換気を必要とする設備。

・音楽室、会議室、スタジオ、遊技場など雑音を取り除きたい場所に設置される音源対策

 

バテント 

名称:「消音器付換気扇」

登録:実用新案登録第1800124

 

消音原理

下記1〜4の特性を活用することにより、「大きな消音量」、「低周波帯域における優れた消音量」、「小さな圧力損失」を発揮します。

1.共鳴吸収

2.膨張効果

3.干渉効果

4.(吸音材)

共鳴吸収

共鳴吸収とは、下図のように容器(共鳴器)の開口部に音が入射すると、特定の周波数で大きな消音効果が発生する現象です。
※共鳴周波数:V、S、So、t の値により変化
※低周波音の消音に活用

 


膨張効果

音の通路拡大 → エネルギー拡散 → 騒音レベル低下
※高・中・低周波音の消音に活用

 


干渉効果

音の干渉
逆位相の音の重なり → 振幅減少 → 騒音レベル低下
同位相の音の重なり → 振幅増大 → 騒音レベル増加
※干渉板により干渉現象(振幅現象)を発生 → 低周波音の消音に活用

 


吸音材

消音器内部に吸音材を内貼りする事によって、高周波音の消音に活用

 

<消音器の設置例>

屋上給気・換気方式


壁面給気・換気方式


壁面給気・換気方式


壁面給気・ラジエーター排風方式